結合は最もよく使われるPDF作業で、たいていはうまくいきます。うまくいかないときの原因は、ほぼ次の3つのどれかです。ファイルの順序が違う、ナビゲーション構造が消えた、写真がページの真ん中に切手のように小さく載った。
このガイドでは、TokPDFのPDF結合の使い方を順に説明し、しおりと画像が具体的にどう扱われるかを解説します。さらに、両面スキャンの交互結合と、ページ単位の並べ替えという2つの特別なケースも取り上げます。すべてブラウザ内で実行されるので、ファイルはアップロードされません。
5ステップでファイルを結合する
PDF結合を開き、2つ以上のファイルを追加します。一度に最大100ファイルまで追加でき、結合の前に続けて追加することもできます。
ファイルの順序を整えます。行をドラッグして移動します(マウスなら行のどこでもつかめます。タッチ画面ではグリップハンドルを使います)。大きな画面では上下の矢印も使えます。
結果にファイルごとのしおりを1つずつ付けたい場合は、しおりを保持をオンのままにします。この機能でできることとできないことは、次のセクションで説明します。
結合をクリックします。Office文書は先に変換されるため、WordやExcelのファイルを含む結合は、PDFだけの結合より時間がかかります。
merged.pdfという名前の結果をダウンロードし、共有する前に分かりやすい名前に変更します。
順序を正しく整える
ファイルは、選択した順にリストへ表示されます。多くのファイル選択ダイアログは表示されている順にファイルを追加するため、五十音やアルファベット順になりがちですが、OSによってはその保証がありません。TokPDFには名前順に並べ替えるボタンがないので、結合の前にリストを確認してください。
経費精算の請求書のように、同じ種類の書類をよくまとめるなら、ファイル名の先頭に番号を付けましょう。01-cover.pdf、02-invoice-march.pdf のようにすれば、どの環境でも予測どおりに並び、その名前がそのまま見やすいしおりのタイトルにもなります。
リストで並べ替えられるのはファイル単位です。個々のページを動かすには、先に結合してから結果をPDF整理で開きます。ページのサムネイルをドラッグしたり、ページを複製したり、不要なページを削除したりできます。
しおりの扱い
初期設定のしおりを保持(ファイルごとにしおりを作成)がオンの場合、TokPDFは入力ファイル1つにつきしおりを1つ追加します。各しおりはファイル名がタイトルになり、そのファイルの1ページ目に移動します。別々の文書をまとめる場合は、まさに読み手が必要とする、サイドバーでクリックして移動できる一覧になります。
一方で、元のPDFにすでにあるしおりはコピーされません。詳しい章立てを持つレポートを3つ結合しても、結果に残るのは3つのトップレベルのしおりだけで、章は含まれません。構造のある長い文書を結合する前に、この制限を知っておいてください。
階層の深いしおりが必要な場合は、結合後にしおり編集ツールで追加・編集するか、しおり自動生成で文書の見出しから作成します。
画像・テキスト・Officeファイルの混在
PDF結合が受け付けるのはPDFだけではありません。JPG、PNG、WebP、BMP、SVGの画像、TXTやMarkdownのテキスト、Word、Excel、PowerPointのファイル(OpenDocument形式、RTF、CSVを含む)にも対応しています。PDF以外のファイルはお使いのデバイス上で変換され、設定した順序で結合されます。
画像は、0.5インチの余白を取ったA4ページに配置されます。横長の画像ではページが横向きになり、各画像は中央に置かれ、収まるように縮小されますが、拡大はされません。そのため、幅600ピクセルのスクリーンショットはページの中央に小さく載ります。JPGとPNGの画像は再圧縮せずに埋め込まれるので、画質は変わりません。
Letterサイズのページ、余白なし、写真のサイズにぴったり合わせたページなど、別のレイアウトが必要な場合は、ページサイズ・向き・余白を設定できる画像からPDFで先に画像を変換し、できたPDFを結合してください。
- テキストファイルは、A4ページに11ポイントの文字で配置されます。ログやメモには十分ですが、装飾が必要な用途には向きません。
- Office文書は、ブラウザ内で動くLibreOfficeで変換されます。初回の変換ではサイズの大きいエンジンをダウンロードするため、回線が遅いと待つことになります。Officeファイルは1つあたり最大50MBまでです。
- 変換エンジンで使えないフォントは代替されるため、特殊なフォントを使ったWordファイルはレイアウトが崩れることがあります。レイアウトが重要な場合は、Word自体からPDFに書き出し、そのPDFを結合してください。
両面スキャン:結合ではなく交互に組み合わせる
両面スキャンに対応していないスキャナーでは、すべての表面、そのあとすべての裏面という2つのファイルができます。束をひっくり返すため、裏面は通常、逆順です。通常の結合では2つが単純に連なってしまい、正しくなりません。
交互結合は、1つ目のファイルの1ページ目、2つ目のファイルの1ページ目、次に各ファイルの2ページ目、というように交互に取り込みます。裏面を最終ページから先にスキャンした場合は、2つ目の文書を逆順にするにチェックを入れてください。このオプションが逆順にするのは2つ目のファイルだけなので、先に表面を追加します。
結合したファイルを送る前の確認事項
- フォーム。異なる元ファイルの入力可能なフィールドは、結合後に正しく動作しないことがあります。先にフォームへ入力し、結合の前にPDFフラット化で回答を固定してください。
- 内部リンク。元ファイルの1つにあるクリック可能な目次が、正しいページを指さなくなることがあります。外部のWebリンクは影響を受けません。
- ページサイズの混在。A4とUSレター、または縦向きのレポートの隣に横向きのスライドがあっても結合はできますが、印刷結果にばらつきが出ます。ページサイズ修正で揃えられます。
- パスワード付きの入力ファイル。ファイルを追加するときに、TokPDFが各パスワードを尋ねます。結合結果にパスワードは付かないので、必要ならPDF暗号化で追加してください。
- ファイルサイズ。結合するとサイズは合算されます。結果がメールで送るには大きすぎる場合は、PDFを圧縮する方法をご覧ください。